どれを選べばいいの?Stripe Connect の3つのアカウントタイプ

Stripe Connectというサービスをご存じですか?

クレジットカード決済はもちろん、

  • 出品者の本人確認
  • 銀行口座への売上の振込

など、オンラインマーケットプレイスやマッチングサービス、シェアリングエコノミーなどに必須の機能を低コストで提供してくれる、プラットフォームビジネス向け決済インフラです。

Stripe Connectには、

  • Standard
  • Express
  • Custom

という3種類のアカウントタイプがあり、プラットフォーム事業者はそのうち1つを選択する必要があります。

この記事では、3つのアカウントタイプの概要と、どのタイプを選ぶべきかを解説します。

1. Standard

もっとも簡単にStripe Connectを利用できるアカウントタイプです。
プラットフォーム事業者は、出品者が作成したStripeアカウントと自社サービスをOAuth認証を使って接続することにより、Stripe Connectの各種機能をユーザーに提供することができます。

開発工数を抑えることができるのが利点ですが、出品者はプラットフォームを利用するにあたり、Stripeのウェブサイト上でアカウントを作成する必要があります。ユーザー体験をプラットフォーム内で完結できないため使い勝手が悪く、離脱率も高くなるためおすすめできません。

2. Express

Stripeアカウントの作成や出品者向けダッシュボードなどを、プラットフォーム事業者がある程度カスタマイズできるアカウントタイプです。

Stripe Connectの利用に関する開発コストを抑えつつ、アカウントの登録フローやダッシュボードをプラットフォームに「ある程度」統合できるアカウントといえるでしょう。

デザインをカスタマイズできるとはいえ、出品者はStripeのアカウントを登録させられていることがわかります。また、Customと比較して出品者としての登録手続きも煩雑です。
(Expressのアカウント登録フローはこちらで確認できます。)

3. Custom

決済や本人確認、売上の出金手続きなど、Stripeに関するすべてのユーザー体験を、プラットフォーム事業者がカスタマイズできるアカウントです。

すべての手続きはプラットフォームに完全に統合され、出品者はStripeの利用を意識することはありません。

どのタイプを選べばいいの?

Custom一択です。
StandardやExpressは、ユーザーにStripeの利用を意識させてしまうためおすすめできません。

出品者を集めることは、プラットフォームビジネスにおける最も重要かつ困難な課題の1つです。出品者のユーザー体験を最適化し、登録手続き中の離脱を可能な限り回避する必要があります。
そのため、出品者の登録手続きはプラットフォームに完全に統合するべきであり、それを実現できるのはCustomだけです。

Customでは、プラットフォームとStripeをAPIで連携させ、UIもすべてプラットフォーム側で開発する必要があります。他のアカウントタイプと比較すると対応コストが大きくなりますが、プラットフォームを成長させるための必要経費と割り切ってCustomを選択すべきです。

mekumaではCustomを採用しています

シェアリング&マッチング・エンジン「mekuma」では、Customタイプを採用しています。

決済や出品者登録、出品手続きはすべてmekumaに統合され、ユーザーがStripeの利用を意識することはありません。プラットフォーム事業者は対応コストを負担することなく、すぐにCustomタイプでStripe Connectを利用できます。

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